更新日:2020.12.31新米ママとベテランママ
新米ママとベテランママ
2020年は２頭の子供が誕生し、それぞれのママも育児をがんばっています。
2020年4月23日生まれの「ソラ」のママは、「ノゾミ」です。
ノゾミは今年初めてママになりました。
ノゾミは人工哺育で育ったので、子育てができるか心配でしたが、かいがいしくソラのお世話をしています。
（「ママと一緒がいいの！」といつもノゾミのそばにいるソラ）
（もちろん、食事も仲良く一緒に食べます）
ノゾミは、いつもソラと一緒にいて、他のメスがソラに近づこうものなら、ツノを振りかざして追い払うなど、新米ママは、毎日頑張って子育てをしています。
一方、2020年5月29日生まれの「タイヨウ」のママは「チャグ」です。
チャグは、４回目の出産のベテランママです。
タイヨウは生後２週間ぐらいまで、体調が安定せず、寝ていることが多い子でした。
（寝てばかりいたころのタイヨウ。心配の種が尽きない日々でした。）
無事に成長してくれるか心配しましたが、チャグは、そんな我が子をしっかり育てました。
タイヨウを前肢で叩きおこして、「ほら、おっぱい飲みなさい！」とベテランらしく、お世話をしていました。
チャグ母さんの頑張りで、タイヨウは体調も安定して、順調に成長しています。
メスのオオツノヒツジの群れで一緒に過ごすようになったチャグ・タイヨウ親子。
展示場に出るようになり、行動範囲が広がり元気に走りまわるタイヨウをチャグは少し離れたところから見守っています。
展示場での朝の食事の時もチャグとタイヨウは、食べたいものがある場所に移動し、それぞれ別々の場所で食べています。
（タイヨウは他のメスたちの近くで食事をしていることが多いです）
（チャグは気ままに離れたところで食事中。この日は下の展示場の草を食べていました。）
お腹が満たされたころ、お互いに「あれ？いない？」と気が付くようで、どちらかが鳴いて呼んだり、探しています。
親子の再開を果たすと、タイヨウはママに甘えておっぱいをもらって、一安心。また遊びに出かけていくタイヨウを見守るチャグでした。
（甘えて、チャグにおっぱいをもらうタイヨウ）
新米ママもベテランママも、たくさんの愛情をこめて子育てをしています。
どちらの子供もママの愛情を受けてすくすく育っています。
（「やっぱりママが一番大好き！」なソラとタイヨウです。）
独り立ちまでは、もう少しかかりますが、ママさん、子育てがんばってね！
さとう