更新日:2021.02.19ソラのツノとタイヨウのツノ
ソラのツノとタイヨウのツノ
2020年に誕生したソラ(メス)とタイヨウ(オス)。
まだまだ小さい子供だと思っていたのに、すでにメスとオスの違いがはっきりしてきました。
オオツノヒツジといえば、やはり「ツノ」です。
少し前のブログで、オスのツノの成長について書きましたが、ツノが生え始めて少し経つと、子供もオスとメスのツノの成長に違いがあります。
大人のオスのツノは大きく、太く、カールしており、メスのツノは、短く、カーブも緩やかです。
(タイヨウの父のヨッチャン。立派なツノを持つ群れの最年長のオスです。)
(ソラと母のノゾミ(左)。かわいくきれいな顔立ちをしています。)
生後4か月ごろまでは、ソラとタイヨウのツノにほぼ違いは見られません。
(左:生後3か月のタイヨウ、右:生後4か月のソラ。)
それが生後半年を過ぎると、オスのタイヨウのツノは太くなり、外側にカールし始めました。
ソラのツノは細く、どちらかといえば真っすぐ伸びています。
(タイヨウのツノは太く、カーブしています。)
(ソラのツノは細くまっすぐに伸びています。後ろにタイヨウがこっそり写っています。)
(左:ソラ、右:タイヨウ。横を向くと太さの違いが分かりやすいです。)
1カ月違いで生まれたソラとタイヨウですが、ツノの成長の違いが出始めたころから体格にも違いがみられるようになってきました。1カ月先に生まれたソラの方が体が大きかったのに、いつの間にか、タイヨウの方が大きくなっていました。
大人のメスよりも一回り小さいくらいの大きさまで成長したソラとタイヨウは、メス群れのリーダーのザビコから追いかけられる様子が度々見られるようになりました。昨年生まれのリンタロウも今のソラとタイヨウと同じ生後7・8カ月の頃、ザビコに度々追いかけられていました。赤ちゃんではなくなった2頭に、群れの仲間として立場をわからせようとしているのかもしれません。
追いかけられるたびに、ママのところに助けを求めるように逃げ帰る2頭。やっぱりまだまだ子供です。
春が来て、タイヨウのツノがもう少し大きくなるころ、タイヨウはオス群れ引っ越す予定です。それまでは、姉弟のように仲良く暮らしてほしいと思います。
さとう