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穏やかなマニエルの写真

更新日:2022.03.09穏やかなマニエル

更新日:2022.03.09

穏やかなマニエル

カンガルーの展示場では、ミモザの花が咲き始めました。個体識別おさらい編、今回はマニエルです。マニエルはとても穏やかな個体で、これまでにオス3頭メス3頭の計6頭の母になっています。出園したり亡くなっている個体もいますが、ウォークスルーには娘のジュークが、バックヤードに息子イナゴと娘マカロンが在園です。

こどもをよく気にかけているお母さんで、今でも気が付くとすっかり大きくなったジュークの近くにいることが多いです。

マニエルとジューク.jpg

ジューク(右)に手をつくマニエル(左)。

そんなマニエルの特徴です。やさしいぽてっとしたたれ目がチャームポイントですが、眩しい顔をしているとどの個体か分からないかもしれません。カメラのズーム機能を駆使してよーく見ると、鼻の中央の色が抜けてピンク色になっています。また、左の上唇にも色が抜けている箇所があります。

左下の切歯(前歯)がよく見えるのも、分かりやすい特徴です。

特徴1.jpg

次に、前髪。M字が見られます。Mの先端は目の後ろへ流れています。

特徴2-1.jpg

よーく見ると、左右のMの形は左右対称ではないですね。

特徴2-2.jpg

横顔を見ると、凹凸がしっかりしています。

特徴3.jpg

物静かで、誰かに敵意を見せる姿は見たことのないマニエル。精鋭チームにもぴったりですが、だからこそ、強風の時などは留守番チームの要としてバックヤードに残していることが多いです。

(しばた)