今月のニューフェイスカンガルー(ミロ①)

先日コータを紹介しましたが、今月は続いてもう1頭お目見えしましたので、ご紹介。

ミクロの子ども、オスのミロといいます。

ミロのお姉ちゃんがミクなので、それにならってお母さんの名前から2文字取りました。

お母さんのミクロはとても穏やかな性格で、袋の中を撮影させてくれます。私が担当になった4月からミロの成長を記録していたので、順番にご紹介します♪

まずは初めてミロを確認した日。すでにだいぶ成長しており、睾丸とペニスがはっきり確認できます。

ちなみに、小さい頃からオスには睾丸とペニスがあり、下の写真のように一目で雌雄が判別できます。

撮影角度さえうまくいけば、もっと小さい頃でも雌雄が分かることがあります。

メスの育児嚢も小さな頃からありますが、皮膚のたるみのようにも見えるので、睾丸の有無で見分けるのが一番簡単です。

青い矢印の乳首は、もちろん吸い付いているミロが使っているもの。右側の緑の矢印の乳首は、姉のミクが使っていたものです。カンガルーたちは袋の中に4つの乳首をもっていますが、生まれてから袋の外に出るまで、ずっと同じ乳首を使います。

生まれてすぐは乳首からぶら下がっていた赤ちゃんも、体が大きくなるにつれて、袋の底に寝転ぶように収まり、それに合わせてだんだんと乳首も伸びていきます。

耳にほんのり色が付いてきました。

目にうっすら線が入ってきました。手足の爪は既にしっかり出来ています。踵にも色が付いていますね。

長くなるので、いったんここまで。

（しばた）

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