更新日:2018.10.30秋の花
更新日:2018.10.30
秋の花
今年は台風が多く、全国的にたくさんの被害が起き、植物も大変な影響を受けています。
金沢自然公園においても、海に近いため、毎年のように塩害(台風により巻き上げられた海水が、暴風による雨水とともに降り注ぐことで発生する)がありますが、今年はちょっと酷い箇所も出ています。
高台のケヤキは、大分葉がチリチリですが、水の谷のカエデ類や動物園内のイチョウは緑を保っており、紅葉が期待できそうです。
ヒガシクロサイ舎前の「ナンキンハゼ」も一部色づいています。
さて、園内を歩くと、秋の花が咲いています。
3年ほど前に見つけて毎年楽しみにしている「キチジョウソウ」が咲いています。
漢字では「吉祥草」と書き、吉事があると開花するという伝説に由来するそうです。
常緑の多年草で淡紅紫色の花が穂状につき、実は液果で赤く熟します。
「オケラ」と「コウヤボウキ」が咲いています。
同じキク科でちょっと花が似ていますが、「オケラ」は多年草「コウヤボウキ」は草本状の「小低木」です。
「オケラ」
「コウヤボウキ」
「コウヤボウキ」は「オケラ」に比べ可憐さを感じる花です。
秋の気配が日に日に増してくる秋の公園にどうぞ散歩にいらしてください。
ののはな子