更新日:2016.10.245頭のチンパンジー
5頭のチンパンジー
野毛山動物園には現在5頭のチンパンジーが暮らしています。実は野毛山動物園でチンパンジーが5頭で暮らすのは初めてのこと。
改めて一人ひとりの紹介をしていきたいと思います。
1966年に横浜にやってきた推定50歳のメス「ピーコさん」。今はのんびり一人暮らしをしていますが、ピーコさんの気が向いた時に他のチンパンジーと同居しています。国内で5番目に高齢のチンパンジーになりましたが、まだまだ食欲旺盛で元気なおばあちゃんです。
1996年生まれの20歳。オスの「コブヘイ」はルイと赤ちゃんのお父さんです。飼育係と遊ぶことが大好きで、朝一番に追いかけっこをしたがります。メスたちよりも体は一回り大きく、ディスプレイ(誇示行動)は迫力があります。
2001年生まれの15歳。メスの「ミラクル」はルイと赤ちゃんのお母さんです。とても賢いチンパンジーで餌を色々なところに隠すと、取れるまで熱心に探します。今は赤ちゃんをいつも抱っこしているので、片手で食べづらい物を渡すと飼育係が怒られます。
2011年生まれ、5歳のメス「ルイ」。コブヘイとミラクルの子供です。遊び盛り真っただ中!お転婆が過ぎてよくコブヘイやミラクルに怒られています。たまーにピーコさんと同居すると、ピーコさんにくっついて離れず困らせています。
2016年9月4日に生まれたばかりのオス。まだ名前はついていません。ミラクルに抱かれ、たくさんおっぱいを飲み、少しずつ成長しています。最近は授乳の時以外も目をあけ、少しずつ周りを見るようになってきました。
今は0歳から50歳まで5頭のチンパンジーの年齢が5の倍数ととても覚えやすい年齢配置になっています。そして今年野毛山動物園は開園65周年の申年と野毛山動物園のチンパンジーにとって記念すべき年になりました。
そんな年に生まれたオスの赤ちゃんの愛称募集を10月22日~30日までひだまり広場で行います。
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/details/post-88.php
是非ご来園の上、投票をお待ちしております。