更新日:2024.06.166月15日は何の日?
6月15日は何の日?
みなさん6月15日は何の日だか知っていますか?
06(オウム)15(インコ)の日です!
語呂合わせから国内で制定され、絶滅の危機に瀕しているオウムやインコの仲間について
多くの方に知ってもらおう!ということなのですが、
ちなみにみなさんインコとオウムの違いは冠羽があるかないかって知っていましたか?
冠羽とは嘴の付け根から頭頂部、頸部に生えている羽のことです。
撮影者:武田
↑この鳥はモモイロインコといってオーストラリアのケアンズ(左)とパース(右)で撮影したものです。
モモイロインコは名前にインコとついてますが冠羽があるのでオウムの仲間です!
そしてよく見ると眼の虹彩の色が違ってオスが黒(左)、メスが赤茶色(右)なんです。
外見上で雌雄が分かる種類もいますが、分からない種類も多く、その場合は採血をして雌雄判別をします。
ということでここからは野毛山動物園のルリゴシボタンインコの最近の様子について
個人的に伝えたいことを3つにピックアップして紹介したいと思います😊
一つ目は3月30日と4月5日に孵化した雛が巣立ちしました!
というものの巣立ちしてからは約一か月が経とうとしていますが...
ルリゴシボタンインコはだいたい孵化してから40日前後で巣立ちします。
巣立ちしたての時は飛ぶのがまだ下手っぴでぶつかることもあったので、
舎内に入るときは慎重に距離感を保ち、驚かせないようにしていました。
もうすっかり慣れ、見た目も大人と変わらないくらいに成長しました。
↑一番手前が4月5日生まれ
3月30日生まれ 水飲んでるなーと思ったらそのあと奇跡の一枚。
4月5日生まれ 眠そうにしてるなーと思ったら、お母さんの後ろにぴとっ。
まだ甘えん坊ちゃん?
二つ目は舎内に枝葉を入れた時の様子です。
園内で剪定した枝葉や、他の動物の食べ残した枝葉、風が強い日に折れた枝葉を中に入れると...
緑が増えてとってもいい感じに✨
ですがこの光景が見れるのも数日のみ。
なぜかというと数日後には葉は全部無くなり、枝のみになっているからですΣ(・ω・ノ)ノ!
インコ達は葉っぱを食べるわけではなくちぎって楽しみ、時には巣材として利用しています。
枝も残しておくとその枝をかじるのでストレス発散や伸びてくる嘴のお手入れにもなります。
三つ目は新しいおもちゃ完成! インコのトイメリー★
カラフルに作ってみました~!
ガチャガチャのカプセルには餌を入れてみて果たしてインコ達が食べれるのかを試してみたいと思います。
最初は警戒して乗らないかもしれませんが、
みなさんこれで遊んでくれるであろうインコ達を見に来て下さいね~( ´∀` )
そしてこういった様々な動物の日を通して皆さんが興味を持って調べてみて、
私たちが動物たちにできることを考えるきっかけになったら嬉しいです!
きく