更新日:2021.01.15こたぬき成長記録
更新日:2021.01.15
こたぬき成長記録
みなさまこんにちは!傷病担当です。
今回は保護されたタヌキの記録を紹介します!
野毛山動物園に持ち込まれる傷病鳥獣保護の大半は小鳥が多いのですが、たま~にたぬきもやってきます。
側溝の中で鳴いていたとのことで持ち込まれました。しかしこれは残念ながら誤認保護です。
春~夏にかけては野生鳥獣は子育てが忙しい時期になります。
タヌキは人が住むすぐ近くで子育てをする場合があり、子が1頭でいる時は大抵親が餌を探しに行っています。
しかし、まだ幼い子が1匹でいるのを見かけた人が、親とはぐれたと思い込み、保護に持ち込まれるケースが後を絶ちません。
1度引き離されると2度と親に会うことが出来ずに、厳しい野生での生活を知らないまま1頭で生活をしていかなくてはなりません。
すぐに保護するのではなく、やさしく見守りましょう(^_^)
飼育展示係 永井華