更新日:2020.12.31クリスマス
クリスマス
新型コロナウイルスの猛威が奮われる中ではありますが、皆さんは今年のクリスマスはどんな過ごし方をされたでしょうか?野毛山動物園では24日と25日の2日間、毎年恒例の特別ガイドを実施しました。
私が担当しているダチョウとフラミンゴはガイド対象ではありませんでしたが、ひそかに少しだけクリスマスらしい装飾を付け足してみました。
(サンタに扮した少年像)
また、昨年に続きダチョウのお食事タイムの実施日でもあったので、クリスマスに合わせた特別バージョンのガイドをすることにしました。
通常はハコベやペレットをフィーダーに入れて給餌したり、屋外用の餌箱に夕方の餌を少し入れてガイドをするのですが、今回は特製のリースを作ってダチョウの「グミ」にプレゼントしてみました。
リースはクズの蔓で輪を作り、ハコベや小松菜、ニンジンを巻きつけて作りました。
思いつき&初めてのリース作りで上手く作れるか不安でしたが、飼料担当の2人に手伝ってもらい、なんとかガイドまでに完成することができました。
見栄えはあまり良くないですが、そこはご愛嬌です。
(クズの蔓で作った輪)
(完成したリース)
そしていよいよガイドの時間、レッサーパンダの特別ガイドと時間が被っていたため、近くにいた来園者の方にだけお声かけしてリースをプレゼントしました。
「グミ」は見馴れないものに対して警戒する性格なので少し心配でしたが、担当者の予想を裏切り大好物の小松菜とハコベを勢いよくちぎりながら食べてくれました。
(リースをついばむ「グミ」)
夕方リースを回収した際はニンジンとハコベの茎だけが残っていましたが、たくさんついばんだ跡があったのでクリスマスプレゼントを堪能してくれたようです。
(回収した際のリース)
クリスマスも終わり、いよいよ年越しが迫ってきました。
今年は仕事も私生活も大きく制限を受ける年となってしまいましたが、来年は人にとっても動物にとっても良い年になることを祈っています。
(飼育展示係 岡﨑)