更新日:2017.03.27
キバラクモノスガメが孵化しました&異動の季節です
園内の桜のつぼみが少しづつ膨らみ、気の早い花は既に花びらが開きかけています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
爬虫類館で今月2頭のキバラクモノスガメが孵化しましたのでお知らせいたします。
1頭目の子ガメは私がお休みの日に孵化したのですが、2頭目は2日ほど殻を少しづつ割り始めていました。そして3月22日の朝、出勤しますと既にこの状態。子ガメが見当たりません。孵卵器から逃げられるわけはないので探しますと・・・。
隅っこでじっとしていました。
時々あるのですが、卵膜が乾いて殻が甲にへばりついていました。殻と甲の隙間からぬるま湯をスプレーし、ふやかして取ってしまいました。2013年にキバラクモノスガメを飼育し始めてから6頭目の子ガメです。産卵から孵化するまで7か月以上かかるのですが、もう待つことにも慣れてしましました。この調子でこのマダガスカルの絶滅危惧種の繁殖を進めていきたいと思います。
さて、2002年11月から爬虫類を担当し、2009年から続けさせて頂いた「れぷブログ」ですが、私は4月から爬虫類の担当を外れることになりました。ブログの更新も次の担当者に引き継ぐことになります。次の担当でも今までと同じように情報発信をしていきたいと思っています。今まで長い間ご愛顧いただき、ありがとうございました。
(爬虫類担当:桐生)