更新日:2024.07.20SAVE THE GIRAFFE JOIN US! ~世界キリンの日のご報告~
SAVE THE GIRAFFE JOIN US! ~世界キリンの日のご報告~
6/1〜7/15まで開催した「世界キリンの日」に関するイベントが無事に終了しました(パネル展は7/28まで掲示しています)。
今回は、野毛山で初めて実施した野生のキリンの調査研究や保全活動を行っている「キリン保全財団」への募金活動を報告します。(前回の報告はこちら)
6/16~7/15まで、動物園入口の募金箱の他、ワークショップやガイド、バックヤードツアーや友の会例会などで募金活動をさせていただきました。
日本では...「世界キリンの日」が梅雨時期かつ動物園の閑散期に当たるため、雨でイベントが中止になってしまわないか、お客様が参加してくださるのか、募金を集めることができるのか...たくさんの不安もありました。
(朝からの雨に膝から崩れ落ちた担当者を励ますため、仲間たちが作ってくれた"てるてるキリン"たち)
6/21「世界キリンの日」当日は雨で特別ガイドが中止になってしまいましたが、「てるてるキリン」のおかげでしょうか?それ以外の日は、直前まで雨が降っていても開催時間には止んだり、休日には突撃ガイドを実施することもできたり、何とか雨天中止は回避できました。
また、チャリティーを目的に実施したバックヤードツアー「キリンのお部屋探検」も初めてのチャレンジでした。参加費は1口500円以上とし、参加者の皆さまに金額を決めていただき、その参加費を全額寄付させていただくことにしました。
担当者だけだと心もとないので、キリン代表の「そら」とお話させていただきました。
参加していただいた皆様の期待に応えることができたでしょうか...
この1ヶ月、たくさんのお客様だけではなく、天気も味方にしてしまうキリンたちのおかげで、たくさんのたくさんのご支援をいただくことができました。
そして、242,000円もの寄付金が集まりました!!
皆様からの支援金は、キリン保全財団に全額送付いたします。送付完了後には改めてお知らせいたします。
担当者としては、キリンの現状を知っていただくだけではなく、野生のキリンのためにできることをお客様と地元の動物園が一緒に取り組む機会を設けたかったので、こんなにたくさんの方々と一緒に支援できたことが、本当に嬉しかったです。
イベント終了とともに燃え尽きて灰になってしまうのでは?と心配された担当者でしたが、なぜか...担当者はめらめらとパワーがみなぎ続けているのです。全力出せてなかった?手を抜いた??なぜかなぁ...と振り返ってみたのですが...担当者も知らず知らずのうちに、たくさんの支援をいただいていたことに気づきました。
今回のイベントでは、一方的にこちらから伝えるだけではなく、たくさんの方々とお話したり、皆様の声を聞いたり、協力をいただくことができました。募金最後のお願いでも、SNSで呼びかけていただいたり、わざわざ足を運んでいただいたり、来園が難しいからとキリン保全財団のHPから直接寄付していただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございました(涙)。
キリン保全財団への募金活動では、たくさんの支援金が集まりましたが、野毛山は気持ちという形で支援をいただきました。それが担当者のパワーになりました(担当者に火をつける、これもキリンのためにできる支援のひとつかも!?)
Save the giraffe join us!
一緒に!!への一歩をみなさまと踏み出せて、本当に嬉しいです。
このまま募金活動を継続したいところですが、残念ながらキリン以外にも絶滅の危機にある動物たちは、たくさんいます。そのため、野毛山でのキリンの募金活動は一旦終了とさせていただき、次の動物にバトンタッチとさせていただきます。なお、キリン保全財団のHPでは引き続き、寄付を募っています。今後もキリンたちへのご支援をよろしくお願いします。
最後に...期間を通し、担当者の声に耳を傾けていただき、協力していただき、本当にありがとうございました。誰かの気持ちを少しでも動かすことができたのなら、幸いです。
(ガイド後は声がカスカスになってしまうので、お腹から声が出せるように精進します 落合)