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更新日:2024.06.24

マレーバクの「ひでお」の死亡について(第2報)

6月22日にお知らせしましたマレーバクの「ひでお」の死亡について、昨日623日に台北市立動物園で病理解剖が行われました。現時点での見解として、ヒートストロークによる全身の循環不全、血液凝固障害、肺水腫により死亡したと推定されます。

昨日の解剖後に、台北市立動物園と、「ひでお」の所有者である名古屋市東山動植物園と当園とで解剖結果に基づく検討会議が行われ、今回の事例を科学的な観点で慎重に検討し、この経験を互いに活かしていくことを確認いたしました。

よこはま動物園は、今後の国際的な動物交流における動物収集について、交流先の動物園とこれまで以上に積極的に議論し、すべての過程において慎重に検討し、あらゆる面においてのリスクを最小限とするために努力してまいります。

 

※ヒートストローク:高温・高湿の環境下などで体温の放散が妨げられたとき等に起こる高熱障害(熱射病)