更新日:2024.07.27ダオ×FAMILY CODE:2 父
ダオ×FAMILY CODE:2 父
みなさま、こんにちは!
夏と言えば桃の季節ですね🍑
桃といえば、アカアシドゥクラングールの「ダオ」ですね!(ベトナム語で桃という意味です)
さて、今日は久しぶりの「ダオ×FAMILY」の第2弾。
タイトルにあります通りダオと父についてのお話です。
ダオの父親はラーです。
これまで何頭もの子を見てきているラーですが、実は子育てにはほとんど関与しません・・・・・・・・・でした。
そう今までは。
いや、数年前までは。
アカアシドゥクラングールは一夫多妻制で、野性ではオスも子の面倒を見ると言われています。
実際、ズーラシアの他の群れにいるモイというオスはまだ若いですが、妹のライを抱っこしてあげたり、一緒に遊んだりします。
一方でラーは我関せずという雰囲気でいるのですが、今年4歳になるホアはラーのことが好きでちょこちょこくっついていたそうです。
そしてサン(※)もラーのことが好きでよく一緒にいたり、困ったときには時々抱きついていました。
(※昨年死亡)
そんなラー好きの子どもたちを経て、ラー自身も慣れてきてはいたようですが、ダオはとにかくラーが好き♡
ラーのことをガシっと掴んで隣にいたり、
まだまだ小さかった頃はラーに抱きついていることも多々ありました。
抱きつかれても、怒ったり嫌がったりすることなく、じっとしているのが今までのラーだったのですが・・・
ダオは、じっとしていられない時にも抱きついてくる!!
掃除のためにお部屋移動してね~っていう時や、夕餌の準備ができたからお部屋入ろうね~って時にも構わず抱きついてくる!!!
これが繰り返されるうちに、ラーの父レベルがアップしました✨
最初は抱きつかれても固まっていて、動きたいけど動けない。誰か引き取りに来てください・・・という感じだったラーですが、
ある時、抱きつかれているけど、雨が降っているのでどうしても濡れないところに移動したい!となり、誰も抱っこを代わってもくれなかったので、意を決して?抱っこしたまま歩いてみたら・・・
案外ダオはちゃんと掴まっているから普通に歩けた!
と気づいたようで、それからというもの、ダオを抱っこしたまま移動ができるようになった父ラーでした☆
これでいつでも父と一緒にいられるダオでしたが・・・
最近ではダオがラーの餌を奪ってばかりいるので、ラーが近づくダオにあっち行って!というように少し怒るようになり、なかなか抱きつくことはできなくなってしまったダオ。
それでもダオは父が大好きで、毎日果敢に強めのコミュニケーションをとりにいっています。
これからの父子の関係はどうなるのでしょうか?
温かく見守ってください♡
to be continued...
【飼育展示係 くわばら】