更新日:2024.06.18夏のセスジキノボリカンガルーの飼育員のとっておきタイムについて
更新日:2024.06.18
夏のセスジキノボリカンガルーの飼育員のとっておきタイムについて
みなさまこんにちは!セスジキノボリカンガルー担当です。
早速ですが、6月~8月のセスジキノボリカンガルーの飼育員のとっておきタイム(ガイド)、暑さは大丈夫なのか!?とご心配されている方も多いと思いますので、お伝えします。
野生のセスジキノボリカンガルーは、標高が高く霧が多い森林に暮らしています。そのため日本のような高温にはならず、キノボリカンガルーのいくつかの種は厚い毛皮を持っています。
また、飼育下でキノボリカンガルーが快適に過ごせる温度は18度から27度程度と言われており、暑さは苦手な動物です。
そのためズーラシアでは、例年気温の高くなる夏の間は、セスジキノボリカンガルーの展示は、寝室と展示場の扉を開放状態にして、動物が涼しい室内と展示場を自由に選ごせるようにしています。また8月のナイトズーラシアでは、例年セスジキノボリカンガルーは夕方まで寝室と展示場を開放状態とし、夕方から展示という形をとってきました。今年もそのようにするつもりです。
とっておきタイムは3か月ごとにガイドの種を決めているため、セスジキノボリカンガルーのガイドをちゃんとできるタイミングがなかなかなく、冬は展示がお休みになってしまうので、まだ展示できる望みのある夏に、、、といった感じです。どうぞご理解ください。
もちろん動物の体調を優先して、場合によっては動物はお休みして、代わりに私がぬいぐるみを持ってしゃべるだけの日もあると思います(冗談ではありません)笑 最近の夏は暑いですからね🌞
真夏にセスジキノボリカンガルーのぬいぐるみを持ってポツンと立っている飼育員を見かけたら、足を止めてガイドを聞いていただけると嬉しいです。
セスジキノボリカンガルー担当