更新日:2024.06.15シマウマ号の車窓から キリンのカルメン編
更新日:2024.06.15
シマウマ号の車窓から キリンのカルメン編
みなさん、こんにちは。
今回は、とある日の草原エリアの様子をお伝えします。
アフリカのサバンナゾーンの草原エリアでは、チーターと草食動物を展示している時には飼育員が草原エリアの中にいて、清掃などをしながらチーターと草食動物(特にグラントシマウマ)の動きを監視しています。
シマウマ柄の軽トラックに乗って監視をしていると、キリンが近づいてきました。
メスのキリンの「カルメン」です。トラックをなめ始めました。
天井をなめる「ジョリ、ジョリ」という音がします。
あまりに熱心になめ続けるので車内から撮影してみました。
まず額。
毛の流れが良く見えます。
そして角。カルメンの特徴で角の先の部分の毛が薄いです。
さらに、まつげ。
ほれぼれするほどの長さと毛量!
キリンの目は大きく、横に出っ張っているため、長いまつげで紫外線や直射日光、異物から目を守る働きがあります。日傘やサングラスの役割をしているのですね。
ちなみに、キリンは涙の量が多く常に涙目だそうです。確かにいつ見ても潤んでいます。
キリンの舌は長いので鼻の掃除には使えますが、さすがに目までは届かず・・・。
至近距離でキリンの目を見ると、思わず目ヤニを取ってあげたい気持ちになります。
決して取れないし、そもそもキリンは気にもしていないのでしょうが・・・
リカオン飼育担当 橋本