ホンドギツネのミンカについてのお知らせ

6月27日、ホンドギツネのミンカが死亡しました。

ミンカは2022年7月6日に富山県鳥獣保護センターから来園しました。

保護個体ということで、年齢は不明でした。

そんなミンカですが、今年の1月中旬ごろから歩様時の歩幅が小さく、腰を落とすような姿が見られました。

獣医師と相談の上、検査なども行いましたが、症状の具体的な原因の発見には至りませんでした。

しかしこの検査の際の、歯の摩耗具合から、高齢個体である可能性が判明しました。

そのため、高齢個体としてのケアを行うようにしました。

また、3月末からは食欲不振が続いたため、ミンカが少しでも食べられるように餌の品目や形状を変えるなど、工夫を凝らしました。

私は4月から新しい担当者として出会い、少しでもミンカが元気に過ごせるようにケアを行ってきましたが、残念ながら6月27日の午後に息を引き取りました。

ミンカの展示をお待ちいただいたみなさまに、このような悲しいお知らせとなってしまい、申し訳ございません。

今回の経験を通して、より良い飼育管理を行えるように努めていきます。
 

ホンドギツネ　飼育担当

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