更新日:2024.07.21アカカンガルー リクの最近2
アカカンガルー リクの最近2
皆様こんにちは!
アカカンガルー・エミュー飼育担当です!
さて、展示から引退し、夜間はオスの群れを離れて1頭でのんびり生活しているアカカンガルーのリク (そのときのブログはこちら:アカカンガル― リクの最近)
寝室はふかふかに乾草を敷いてリクが過ごしやすい環境を整えましたが、もっと快適に過ごして欲しい!ということで今回はリクの過ごす小寝室と呼ばれる部屋に繋がる小サブ運動場(以下小サブ)を改良しました!
ちなみに小サブは扉を開ければ大サブ運動場(以下大サブ)と繋がり、さらに大きなサブ運動場となります。
↑手前のメスたちがいる所が大サブで、奥の1番と書かれている小さめなスペースが小サブです
さて、この小サブと小寝室の出入り口だけなぜか大きな段差があります。
リクも普段よっこいしょ、という感じで出入りしていました。日中は私たちがいるので何かあっても対応できますが、夜間は対応できないため、リクは夜間寝室だけで過ごしていました。
しかし、やはり夜間もサブに出られた方がリクの運動にもなるし、過ごす場所を選べるという意味でも良いと考え、小サブと小寝室の入り口に大量の真砂土を入れました。
↑一輪車いっぱいに真砂土を入れて運びます
↑一輪車5杯分です。意外と少ない?
作業が終わると、リクは「早く小サブに出せ」と言わんばかりに扉の前で待っていました...
いつも目新しいものは警戒するのに...
扉を開けるとすぐに小サブへ
日中の状態から安全性も問題ないと判断し、夜間も小サブに出られるようにしました。
朝カンガルー舎に行くと...
どうやらとても気に入ってくれたようです。
高齢になり、これまでとは違う対応が必要になってきましたが、これからもリクがリクらしく過ごせるよう工夫していきたいと思います。
アカカンガルー・エミュー飼育担当