更新日:2024.09.03世界ゾウの日特別イベント「ゾウのことをもっと知ろう」を開催しました!
世界ゾウの日特別イベント「ゾウのことをもっと知ろう」を開催しました!
こんにちは、インドゾウ担当です。
皆さんは8月12日が何の日かご存知ですか?
この日は世界ゾウの日(World Elephant Day)で、ゾウの保全について普及するために2012年に制定された記念日です。
世界中の動物園がこの日に合わせてゾウに関連した普及活動を実施しているのですが、横浜市立動物園でも小学校4年生~6年生を対象にして、2022年からズーラシア、金沢動物園、認定NPO法人トラゾウ保護基金(JTEF)で協同してゾウについて学ぶ教育プログラムを実施しています。
今年は2回連続講座で「ゾウ大使になろう」というプログラムを実施する予定でしたが、台風の影響で8月17日に予定していた第1回の講座が中止になってしまったため、予定を変更して24日にズーラシアを会場に「ゾウのことをもっと知ろう」というプログラムを開催しました。
こちらのブログで当日の様子を紹介していきます!
まずはゾウを飼育している獣舎を見学して、動物園で食べているものや飼育する際の工夫について説明を受けた後、園路から実際にラスクマルとシュリーを観察しました。
(インドゾウの寝室を見学する参加者)
スイカや竹を食べる様子や水浴び、砂浴び、2頭での押し合いやウンチをしているところなど様々な姿を見せてくれたので、参加者の子どもたちも夢中で観察していました。
(冷凍すいかを踏み割るラスクマル)
(竹を受け取るラスクマル)
(砂浴びと水浴びをするゾウたちを観察)
また、ゾウが壊したフェンスやグレーチング(排水溝の蓋)を触ってゾウの力の強さも実感しました。
(ゾウが壊したフェンス)
その後は室内に移動して、「野生のゾウになってみよう」というロールプレイングゲームを体験してもらいました。
子どもたちはゲームを通じて野生のゾウの生態を学んでくれたようで、最後に振り返りをした際にも活発に意見を出してくれました!
(ゾウになりきってゲームに臨みます)
(時にはトラと戦うことも...)
(ゾウのウンチからは植物が芽を出すので、自分が落としたウンチに芽をつけてもらいました)
(最後はみんなで記念撮影!)
来年度は予定通り連続講座を行えることを願いつつ、より充実したプログラムにできるように準備していくので、ゾウが好きな子どもたちの参加をお待ちしています!
(インドゾウ担当)