
更新日:2025.03.25より良い仕事につなげるために
より良い仕事につなげるために
ズーラシアは横浜市立動物園の中で飼育する動物も、働いている職員も最も多い動物園です。
そのため、動物も人も安全・快適に過ごすことができるように様々な職員研修を行っています。
代表的なものでいうと災害時の避難誘導と動物が逃走してしまった場合の対応に備える逸走動物捕獲訓練があります(今年度の訓練の様子はこちら:アフリカの奥地で脱走劇⁉~逸走動物捕獲訓練を行いました~)。
今回のブログではそれ以外にどんな研修を行っているのかご紹介していきます。
まずは、ロープワークの研修です。
実は動物園では荷物の運搬や動物の治療時の保定、動物の搬出入時の輸送箱の固定など、様々な場面でロープやスリングベルトという道具を使います。
ロープの正しい結び方やスリングベルトの使い方を知らないと荷物などの固定が不十分になり、重大な事故につながってしまいます。
そこで、ズーラシアではベテラン・中堅職員が講師となり、若手職員を対象に研修を行うことで誰でも正しくロープワークやスリングベルトを使えるようにしています。
次に、環境エンリッチメントに関する研修です。
ズーラシアでは飼育動物のQOL(Quality of life:生活の質)を高めるため、環境エンリッチメントに積極的に取り組んでいます。しかし、環境エンリッチメントに取り組む際は動物ごとの特性や安全面に十分配慮しなければ事故につながるリスクがあります。さらに、環境エンリッチメントに使う道具や、それを作製する際の工具の使い方も知らないと事故のリスクは更に高まってしまいます。
そこで、環境エンリッチメントに関してもベテラン・中堅職員が講師となり、主に若手職員を対象に研修を行い、安全に取り組みを進められるようにしています。
今後は更に環境エンリッチメントの効果検証についても研修を行うことを検討しています。
このような研修を続けることで職員全体のスキルアップを図り、より良い仕事につなげられるように準備しています。
場合によっては来園者の皆様の前で研修を行うこともあるかもしれませんが、その際は温かく見守ってください。
(飼育展示係)