更新日:2015.02.27アカツクシガモのブーム!?
更新日:2015.02.27
アカツクシガモのブーム!?
別の日も…
同じ個体です。今度は嘴の上についています。
本人(本鳥?)も気になるのか、嘴を水につけていますが…
取れません(笑)
そしてあろうことか、「ちょっと、取れないんですけどっ!!!!」
と、いわんばかりに鋭い視線を送ってきます。(笑)
そして今度は他の個体の嘴にも…。
ばーっちりカメラ目線ですが…この少し抜けた表情に思わず笑ってしまいます。
が、ふと足元を見ると…飼育員の嘴にも羽毛が付着していました^^;
…のではなく、清掃中に下に落ちていた羽が長靴についたのでした。
ついていた毛はこちら。
“綿羽"と呼ばれる、ふわふわとした毛です。
この羽、皆さんどこかで見たことがありませんか?
そうです、この季節に大活躍のダウンジャケットの中や掛布団の中に入っているのが、この“綿羽"です。
綿羽は、体の一番近いところに生えている毛で、体温を保つ役割があります。
1本1本がふわふわとしているため、たくさんの空気を保つことができます。
この綿羽が多く生えているため体温が下がりにくく、
この綿羽が多く生えているため体温が下がりにくく、
水の中で生活する水鳥にとっては好都合なんです。
鳥たちは、こまめに羽の手入れをしたりお尻にある尾腺からでる油を体中の羽に丁寧に塗り込んで
鳥たちは、こまめに羽の手入れをしたりお尻にある尾腺からでる油を体中の羽に丁寧に塗り込んで
自分の羽を清潔に・きれいにお手入れしているんです。
その際、嘴を使うので、先ほどのように羽が嘴についてしまうんですね。
羽の手入れも、鳥たちの大事なお仕事の1つ。
もし、園内で嘴に羽がついているカモを見かけたら…
あ、お仕事したんだな、とねぎらってってあげてくださいね☆
飼育展示係 矢口