更新日:2021.01.302020ズーラシアスクール第4回「守ろう!アジアの熱帯林×動物たちの未来」
2020ズーラシアスクール第4回「守ろう!アジアの熱帯林×動物たちの未来」
こんにちは、ズーラシアスクール担当の飯田です。
1月16日に第4回ズーラシアスクールの授業を実施しました。
今回のタイトルは「守ろう!アジアの熱帯林×動物たちの未来」です。
1月8日に国からの緊急事態宣言が発令されたことにより、今回は急きょリモート授業となりました。
離れた場所同士ではありますが、子どもたちの元気そうな顔を見ることができ、スタッフ一同心から安心しました。
さて、今回のテーマはずばり【森林破壊】
目的は森林破壊の原因を知ること。そして人と動物がどうしたら共存できるのか考えること。
最初に熱帯林で暮らすインドゾウ、ボルネオオランウータン、マレーバク、スマトラトラを観察しました!
今回は直接動物を観察することはできないので、事前に準備した動画を見てもらいながら職員が解説しました。
職員「バクの赤ちゃんはまさに木漏れ日模様で森の中だとみつかりにくい!」「オランウータンの腕は力が強くて木登りが得意!」
それぞれの動物の特徴が熱帯林で暮らすための工夫だということを伝える職員。
子どもたちはチャットで「そうなんだ!」「すごーい」と書き込んでいて、動物たちの動きや特徴をしっかり観察できたようです!
続いてスライドを使った講義に移り、
この問いに対して、子どもたちからは「住む場所を広げるため!」や「木材や資源をとるため」といった意見が出てきました。
そしてパーム油について子どもたちに解説しました。
『パーム油はアブラヤシの果実からとれる植物油。自然林をけずって広大な農園を作っていて、私たちはそのパーム油をお菓子やインスタント食品などで使っているんだ』という現実を伝えました。
そして、少人数に分けてグループワークを行いました。
子どもたちからは『エコなものは高いけど、パーム油を使っていないものを買ってみる』や『募金などで植林活動に協力したい』といった発言がありました。
『分断された森に橋を架けて、動物たちが他の森に移動できるようにする』といった、動物を守りたいという気持ちにあふれた意見も出てきました。
グループワークの後は、今日学んだことのまとめをしました。
この授業で初めて知ったことや驚いたこと、誰かに伝えたいことはあったかな?
授業の後、おうちの人とどんなお話をしたのか聞いてみたいですね!
全6回のズーラシアスクールのうち、第4回までを終了しました。残りはあと2回です!
第5回のタイトルは「MADE IN JAPAN」です。
ズーラシアスクール担当 飯田