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夏のアビシニアコロブスたちの写真

更新日:2022.08.14夏のアビシニアコロブスたち

更新日:2022.08.14

夏のアビシニアコロブスたち

今年の夏、みなさまどうお過ごしでしょうか。

急激な暑さを乗り越えられるか不安になってしまいますよね...。

そこで今回は、アフリカのサバンナゾーンで展示しているアビシニアコロブスがこの暑い夏をどう乗り越えるか、涼しくなるお話をご紹介します!

アビシニアコロブスは野生ではアフリカの熱帯林に生息していますので日本のサルと比べると暑さには強いかと思いますが、やはり日中は日陰を探して過ごしています。

そこで先日暑さ対策のため室内の水入れに氷を入れたところ、水嫌いのコロブスたちが氷を食べ始めました。

これはもしかすると興味を持って食べるのではないかと思い、エサを水入れに入れてみることにしました。

りんご水.jpeg

まずはリンゴです。夏は冷えたリンゴを好んで食べるので、リンゴから試してみました。

りんごに手を伸ばす.jpeg

一目散にやってきたのはオスのチェカです。

できるだけ水に触らないように器用に指先で淵に追いやって、、

りんごget.jpeg

見事水からリンゴを取り出すことに成功しました!

もっと時間がかかるかと思いましたが、あっという間に攻略して同居しているティサと一緒にリンゴを完食しました!

きゅうりインゲン水.jpeg

次は試しに、コロブスたちがあまり好まないキュウリとインゲンをあげてみました。今回もすぐにやってきたのはチェカでした。

インゲンに手を伸ばす.jpeg

インゲンget.jpeg

まずはインゲンを難なくGet。

きゅうりもget.jpeg

キュウリもとることができました!

リンゴの時と同じく、あっという間に完食してしまいました。

ただエサ台に置いただけでは残されてしまう食材たちでしたが、水に浸けるだけで反応がまるで変りました。これがコントラフリーローディング効果というものなのか、単に気分が影響したのかは分かりませんが、なににせよエサを残さず食べる方法が見つかったことは思わぬ収穫でした。

この方法が冬でも使えればいいのですが...。(^^;)

コロブス担当 秋山