更新日:2021.07.10「ブログ de トラベル」野生のオーストラリアの動物に会いに!(出発編)
更新日:2021.07.10
「ブログ de トラベル」野生のオーストラリアの動物に会いに!(出発編)
新型コロナウイルスにより容易に旅行できなくなった今日この頃。特に海外旅行はこの先もしばらく難しそうです。
動物園スタッフは動物好きな人が多く、海外の旅もしばしば動物に関連したものに。
過去のブログ「野生のオオツノヒツジに会いに!」に続き、今回より「ブログ de トラベル」として、飼育員や獣医師が野生の動物たちに関する紀行文をお送りします。
「ブログ de トラベル」第1段は、新型コロナウイルスが話題になる前にいただいた休みで行ったタスマニア州です。
タスマニア州はオーストラリア大陸のやや南東にある、北海道より少し小さいくらいの島です。(イラストの矢印の島です。)
タスマニアは島の36%が国立公園や自然保護区という、とても自然豊かなところ。雨水を飲用水にできるほど空気がキレイなことでも知られています。
オーストラリア本土とは海で隔てられているので、本土にいる動物種がいなかったり、本土にはいない動物種が生息していたりします。
(タスマニアで1番古い国立公園であるマウントフィールド国立公園)
オーストラリアといえば思い浮かぶコアラは、タスマニアに野生では生息していません。
ユーカリの香り漂う場所はあっても、コアラはいないのです。
旅行の気分を味わいつつ、動物たちの現状をお伝えすることができればと思います。
それでは、次回からタスマニアで出会った動物たちをご紹介していきます。
(タスマニアの空港にあったオブジェ)
かみて