
更新日:2025.02.21カンガルーブログ キノコの報告
更新日:2025.02.21
カンガルーブログ キノコの報告
2025年2月19日、オオカンガルーのキノコ(メス・20才)が死亡しました。
2004年に生まれたキノコは、これまで大きな病気やケガもなく元気に過ごしてきました。国内の飼育個体の中で最高齢であり、昨年は無事に20才を迎えることが出来ました。
夏の終わりごろから徐々に体力の低下が見られ、他のメス個体からの圧に押し負けることが多くなってきた為、安全確保のために展示を終了してバックヤードで暮らす生活を始めました。バックヤードで一緒に過ごしていたメス2頭とは良好な関係を築いており、段々と寒くなってくると3頭でくっついて暖を取る様子も見られました。
今年の2月に入ってから更に動きがゆったりとしてきて、そろそろ介護の準備を始めないと...と思った矢先、朝のあいさつに行くとすでにキノコは旅立った後でした。
直前までしっかりと牧草を食べ、排泄や移動を自力で出来て、ヒーターの真下で眠っていたキノコは大往生だったと思います。キノコが残してくれた沢山の経験や大切な子孫を、これからも大切にしていきます。
最後に、これまでキノコに思いを寄せていただいたみなさま、ありがとうございました。
(しばた)