更新日:2016.08.30こんにちは、飼料班です。
更新日:2016.08.30
こんにちは、飼料班です。
私たちは、金沢動物園の飼料班です。毎日動物たちが食べる餌の用意をしています。
まずは、野菜を動物たちの食べやすい大きさに切ります。
日本最少のネズミのカヤネズミ(身近な生きもの館で展示)には、針ほどに細く切るので、ときどき手も切りそうになります。
金沢動物園は草食動物が多いので、一日にたくさんの草が動物たちの餌になります。
いちばん大量に消費する乾燥牧草(1日約230kg)は業者さんから購入します。
インドゾウのボン(オス)は乾牧草だけでも一日に30~40kgも食べるんですよ。
また、新鮮な青草(写真はソルゴー)やシラカシやマテバシイなどの木の葉は近隣の農家さんから供給していただいています。
夏場には、このソルゴー(イネ科のモロコシの一種)をゾウやサイ・ポニーたちにあげています。
動物たちがモリモリ食べて足りなくなったときは、園内の枝をせっせと切ります。
こんな風に汗を流しながらみんなの餌を用意します。
インドサイのキンタ(オス)の分だけでこんなになります。
ご飯の時間を待ち焦がれていたキリリンがやって来ました。
こんな可愛らしい姿を見ると、たくさん食べさせてあげたくなりますが、健康のために担当の飼育員さんが考えた量を、きちんとあげています。
みんながモリモリとおいしそうに食べている姿をみることが、飼料班のメンバーの幸せな時間です。
(飼料班 三ツ屋)