君たちはどうヘラになるか　①

野毛山動物園ではクロツラヘラサギを飼育しています。

過去のブログでもどんな鳥なのか紹介しています。こちら


さて、今回のブログではクロツラヘラサギの雛について紹介していこうと思います。

過去何度か紹介したことあるクロツラヘラサギとその雛ですが、

みなさん一度は考えたことがあるであろう疑問

「クロツラヘラサギはいつからヘラのクチバシになるのだろうか・・・」


このシリーズではクロツラヘラサギ・雛のヘラの成長もそれ以外の成長もお伝えしていきたいと思います。

野毛山動物園ではレッサーパンダが食べ終わった竹を切って巣材として利用しています。春頃になるとクロツラヘラサギたちはせっせと竹を運び、立派な巣を作ります。

巣が完成すると、産卵し始めます。

この写真は抱卵しているところ。人が近づいてきたので怒っていますね。

卵の数や様子を確認したいのですが、かなり怒っていらっしゃるのでやめておきます。

クロツラヘラサギの抱卵は26日間です。温め始めて約26日経過すると、

巣台の中から甲高いかわいらしい声が聞こえてきました。

見てみると無事に生まれています。

さてクチバシはどんな形をしているのでしょうか。

野毛山動物園　筋トレ部部長　多田

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