更新日:2021.06.18ようやく出てきました
更新日:2021.06.18
ようやく出てきました
カワシンジュガイを産卵母貝としてミヤコタナゴに産卵させてから稚魚の孵化を待ち望んで1か月が経過しました。
今年も稚魚の浮上が始まりました。
3~4mm程度の稚魚たちが力強く泳いでいます。
まだ数匹の浮上しか確認できませんが、今後増えてくるものと期待しています。
毎回感じることですが、生物の多様性を目の前で演じてくれるミヤコタナゴの繁殖生態には目を見張るものがあります。
この場合、産卵母貝となる二枚貝の存在があってミヤコタナゴの累代繁殖が叶います。何かが欠けると、何かが存在しえないという生物の多様性。皆様もその目でご確認ください。
(飼育展示係 川崎立太)