更新日:2022.02.26写真が撮れない
写真が撮れない
「インドクジャク(白)の子供たち、どうなっているの?」と心配してくださっている方、成長の様子の報告が滞ってしまい申し訳ありません。
結論から言いますと、2羽ともすこぶる元気です!!
元気すぎて、飼育担当者の作業着を後ろから引っ張ったり、作業中に背中や肩に乗ってきたりと、2羽ともやんちゃぶりを発揮しております。
順調に成長してくれているのは本当に嬉しいのですが、少々困ったことが・・・。
それは『写真が撮れないっ』です。
ブログのタイトルから察し、単なる「言い訳じゃん」と思っておられる方も多いのでは。
言い訳ついでに申しますと、成長した2羽はそろそろ体重が4㎏に達するくらいに大きくなり、体が成長したということは、嘴も大きく、鋭くなりました。
記録のためにカメラを向けるとおもむろに寄って来ては、大事なカメラや撮影している飼育担当者の手をツンツン。このクジャクらしく成長した嘴でつつくようになってしまいました。
『下手の横好き』でカメラ好きな飼育担当者には、このツンツンがいろんな意味で痛いのです。
まあ、痛いのは我慢できるとして、カメラに近すぎて全部ピントが合っていない写真もしくは同じような画角の写真になってしまうのが最近の悩みです。
成長記録としての理想的な写真がこれ。
飼育環境や体全体が写り、2羽の比較もできる写真(孵化後2カ月時)。
最近の比較できる写真といえば、後ろを向いている隙にこっそりパチリ。
遠まきにパチリ。
撮影に気づかれたら、やっぱり。
「ほらほら、またピンボケになっちゃいますよ」
でも、2羽による奇跡の二人羽織的な写真が撮れることもあります。
別の日、お散歩に付き合った時も
部屋から出るやいなや、もう近づいてきました。
特に№23にこの傾向が顕著。やはり先に人工育雛を始めたからでしょうか?
(左:№23、右:№24)
最近は2羽の性格にも少しずつ変化が出てきて、№23は『おっとりとした甘えん坊』、№24は『気が強めなやんちゃさん(でも寂しがり屋)』というのが飼育担当者の印象です。
今年4月末と5月上旬に1歳になる2羽。それぞれ自我が芽生え、大人のインドクジャクへの道を着々と歩んでいます。
これもこっそり獣舎内の扉越しに撮影した1ショットで今回は締めくくります。
※アクリル板越しなので、くもっています。見づらくて申し訳ありません。
飼育展示係 大谷