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更新日:2025.02.18第5回ズーラシアスクール! 日本産の動物について知ろう!②
第5回ズーラシアスクール! 日本産の動物について知ろう!②
みなさんこんにちは!
ズーラシアスクール担当です。
ご報告が遅くなってしまいましたが、1月18日に第5回目の授業を行いました。
前回の授業で観察した情報を踏まえて(前回のブログはこちら:第4回ズーラシアスクール! 日本産動物について知ろう!)
3種の動物(ツシマヤマネコ・コウノトリ・ニホンザル)の生息環境をどのように守るか、ゲームや中継を交えてみんなで考えました!
まずはニホンザルとツシマヤマネコを題材に行ったゲームの様子を紹介します!
※プロジェクトワイルドの「オーディア!」という環境プログラムをアレンジして行いました。
最初にゲームで使う3つのポーズを覚えてもらいます!
お腹を押さえて「たべもののポーズ」
頭の上に屋根を作って「すみかのポーズ」
口を覆って「水のポーズ」
たべもの・水・すみかは動物が生きていくためにとても大切です!
今回のゲームではこれらを「環境要素」と呼びます。
子どもたちには「動物役」と「環境要素役」に分かれて整列してもらい。
せーの!で好きなポーズをしてもらいます。
次に動物役に自分と同じポーズの環境要素役を捕まえてもらいます!
今回のゲームでは子どもたちに野生の状態を体験してもらうために、いくつかのルールがあります!
≪動物役≫
同じポーズの人を捕まえられた→次のターンも動物役。
同じポーズの人を捕まえられなかった→次のターン環境要素役。
≪環境要素役≫
動物役につかまった→次のターンは動物役。
動物役につかまらなかった→次のターンは環境要素役。
このルールでゲームを繰り返していくと、動物役が減ったり増えたりしながら安定した数になっていきます。
毎回、動物役の数をカウントしグラフにしていきます!
ゲームの後半には人間の活動による影響(交通量の増加・生息地の近くに農地ができるなど)が発生し、それに応じて動物の数が急激に増減しました。
ゲームを通じて「自然での個体数の増減」や「人間の活動による急激な変化」を体感してもらうことができました。
ゲームの後は兵庫県豊岡市のコウノトリの里公園と中継を結びました!
中継の様子の一部をご紹介します。
雪の中にいる野生のコウノトリを観察したり
現地で行われている様々な対策について学習することができました。
最後に今日のまとめです!
「動物と人が一緒に暮らしていくためにどんなことが必要」かみんなに考えてもらいました。
難しい課題にも関わらずたくさんのアイデアが出ました。
2回分の授業を通じて観察を通じて動物の生態を学び、そのための環境をどう守っていくか考えてもらうことができました!
次回の授業では、これまで学習した内容を多くの人に伝える方法について動物園の掲示物などを見ながら学習します。
お楽しみに!!
ズーラシアスクール担当