更新日:2022.01.08どんど焼き
更新日:2022.01.08
どんど焼き
1月8日、新年恒例の「どんど焼き」が行われました。
俣野公園では毎年1月のプレイパークに併せて開催してきましたが、コロナ禍で今回は2年ぶりの開催となりました。
「どんど焼き」は火祭りのひとつで、その年の厄払いや無病息災を願って新春に行われる伝承行事です。
会場の多目的広場では朝からプレイパークスタッフや公園職員が公園近隣から事前に切り出してきた竹で櫓を組みます。
櫓には松飾りやお札、書初めなどが盛られ、いよいよ火入れの時を迎えます。
笹の葉に燃え移った種火は瞬く間に澄み切った冬空に向かって紅蓮の炎にその姿を変えていきます。
「どんど」の炎を囲む人々の願い事の多くは、やはり疫病退散でしょうか。
炎が落ち着いてきたところでまずはサツマイモを投入。おいしい焼き芋になあーれ。
さらに参加者はマシュマロや三色団子、ソーセージなどを思い思いに笹枝の先に吊るし、炙ります。焼け具合を確かめるお父さん、お母さん。そしてお待ちかねの子どもたちはみな笑顔でそれを口にしています。
前々日の残り雪が運ぶ寒気のなかで行われた今年の「どんど焼き」でしたが、火を囲む輪にはそこだけ、ほっこりとした空気に包まれているようでした。