更新日:2021.08.16真夏を迎えた長浜公園木々の便り
真夏を迎えた長浜公園木々の便り
今回は真夏を迎えた園内で、暑さに負けず頑張って咲いている花や実を紹介します。
まだまだ残暑の厳しさが予想されますので、来園される際は朝夕の涼しい時間帯での散策がお勧めです。
【サンゴジュ】は、その名から分かるように珊瑚に似た実が秋に向かってなります。野鳥観察園A窓、D窓や淡水池園路周辺で見ることができます。6種類ある、横浜市民生活に深く結びつき、環境を守り、親しまれながら郷土を守ってくれる「市民の木」の1つです。(参考:他5種 ツバキ・シイ・サザンカ・イチョウ・ケヤキ)
【フヨウ】の花は、朝開いて夕方にはしぼんでしまう一日花ですが、次々に開花して目を楽しませてくれます。金沢スポーツセンター裏にあるゲートボール場とバスケットゴールの間あたりで見ることができます。
【エゴノキ】は、実を口に入れると舌を刺激してえぐい(えごい)ということに名が由来します。ただし、口には入れないでくださいね。
可愛い小さな電球がたくさんぶら下がっているようです。野鳥観察園の園路脇や多目的運動広場(サッカー場)の駐車場脇など園内各所で見ることができます。
【カクレミノ】は、大人の葉になると三叉に裂けた葉の形となり、着ると体が見えなくなるという伝説上の蓑に似ていることに名が由来します。実には漆と同じ成分を含みますので体質によってはかぶれることがあるようです。ご注意を。
中央広場から陸橋を渡り、左側の園路に沿ってある淡水池側の木々の中を通る道(通称:山道)の真ん中あたりで見ることができます。
【センダン】の枝は上部に広がって傘のようになり、心地よい木陰を作ってくれます。樹皮や葉、実は生薬になるようです。ゲートボール場横にあるバスケットゴール裏で見ることができます。昔は木質が堅いので棺桶にも使用されていたようです。邪気を祓うこの木で棺桶と作ると冥土の道が明るいとされていた地方もあります。
熱中症対策として日傘や帽子を着用し、こまめな水分補給と日陰を利用して適度に休憩を取りながら園内の散策をお楽しみください。
【お願い】
長浜公園散策の際は、他の利用者と一定以上の距離を確保いただくとともに、マスク直用やこまめな手洗い等、感染防止対策を実施いただきますようお願いします。