更新日:2021.02.14クリスマスローズ
更新日:2021.02.14
クリスマスローズ
▲山手イタリア山庭園のクリスマスローズはこれからが見ごろを迎えます。「銅葉」と呼ばれる紫がかった葉とボルドー色の花のシックな色合いのものです。たくさんの蕾をつけています。
▲こちらは白い花弁にボルドー色のエッジが入った八重咲のもの。
▲同じような種類ですが、花弁は白いものです。
クリスマスローズが交雑しやすいので、このように色々な色が出てくるようです。
▲よく見ると小さいクリスマスローズがあちこちに出ています。これらは実生のものですが、種のまま暑い夏を越し、寒い冬を越してやっと発芽するそうです。これは去年の春ごろに発芽したものでしょうか?花が咲くまでにはもう少し時間がかかりそうですね。
クリスマス時期に咲かないのになぜクリスマスローズと呼ばれるか?少し難しくなりますが、本来はクリスマス時期に咲く「へレボルス・ニゲル」をクリスマスローズと呼んでいますが、日本ではヘレボレス属全体をクリスマスローズと呼んでいるので多くの品種は1月以降に開花します。花の少ない庭園に早春を告げてくれるクリスマスローズ。山手イタリア山庭園にいらした時は是非じっくりと観察してみてはいかがでしょうか?