更新日:2019.01.13どんど焼き(1月プレイパーク)
更新日:2019.01.13
どんど焼き(1月プレイパーク)
俣野公園1月のプレイパーク。メインイベントは正月恒例の行事「どんど焼き」です。
「どんど焼き」は日本全国に伝わる火祭りのひとつで、小正月に松飾り、しめ縄、書初めなどを持ち寄って燃やし、その火にあたったり、焼いた団子などを食べるとその年は大禍なく過ごせるという無病息災を祈る伝承行事です。
この日の俣野公園は快晴続きの前日までとは打って変わって小雨模様。それでも会場の遊具広場には朝から公園職員、プレイパークスタッフの手によって「どんど焼き」のやぐらが竹で組まれました。
やぐらに盛られた松飾りのなか、さらに参加者が持ち寄った正月飾りやお札が置かれていきます。
会場に集まった子どもたちのなかからひとりの男の子が慎重に火入れを行います。
やぐらの根元に燃え移った火は見る間に紅蓮の炎となって一気に頂上を突き抜け、冬の空を焦がします。
炎が落ち着いてきたところで「どんど焼き」後半のお楽しみ。持ち寄った団子、マシュマロ、スルメなどを竿に吊り、「どんど」の火で炙ります。
熱々の食べ物の焼け具合を確かめるお父さん、お母さん、そしてそれを恐る恐る口にする子どもたち。
竹のはぜる音が時折あたりの冷気を震わせるなか、「どんど焼き」の周りだけはほっこりとした空気に包まれているようでした。