更新日:2020.04.02長浜公園サクラ開花情報【4月2日】の状況
長浜公園サクラ開花情報【4月2日】の状況
新年度が始まった昨日は桜雨で、空は一面 雲に覆われていました。
一転して本日は青空が広がり、サクラの花がとても綺麗です。
気温も上昇してきたせいか、散り始めています。
儚い花の代名詞であるサクラですが、満開よりも散る姿が良いと言う方もいるようです。
【4月2日の桜並木園路のようす】桜吹雪の始まりです。園路も淡いピンクに染まりました。
【4月2日の標準木(ソメイヨシノ)のようす】満開から散り始めです。
【標準木周辺のようす】
サクラに関する言葉ってけっこうあるんですね~♪ いくつか紹介します。
【桜雲(おううん)】・・・・・一面に咲き続いている桜が、遠くから見るとまるで白雲のように見えるさま。
【桜影(さくらかげ)】・・・・桜並木が川沿いに続いていて、川面に映った桜のようす。同じ桜でも、水面に映る姿は儚げに感じますね。
【花明り(はなあかり)】・・・青空の桜は淡麗で爽やかですが、夜桜はどこか妖艶な明りを感じます。満開の夜桜が辺りをほのかに照らしているさまの事。
【零れ桜(こぼれざくら)】・・・満開の花の重みで花びらが零れながら散るさま。『散る』動きが加わると、満開の桜も儚く見えてきます。
【桜流し・桜雨(さくらながし・さくらあめ)】・・・桜の時期に降る雨。昨日はこれでした。桜の枝に雫が滴ると共に花びらが散る姿も素敵です。
【花筏(はないかだ)】・・・・散った花弁が川面を帯状に流れていくさま。和歌などにも詠まれていて、桜は散ったあとの姿さえ美しく愛されていたようです。
【桜絨毯(さくらじゅうたん)】・・・散った花びらで道や水面が絨毯のようになるさま。(花筏と同義の場合有り)
他にもまだまだ桜言葉はありそうですね。用語(桜言葉)を知った上で見てみると、また違った見え方・感じ方ができるかもしれません。
【オオシマザクラのようす】葉桜になってきました。
【ヤマザクラのようす】赤褐色の葉が目立ってきました。
【ヤエザクラのようす】つぼみの中には咲き始めたものもあります。
古くから愛されてきたサクラだからこそ、たくさんの表現(桜言葉)も生まれたのでしょう。感染症拡大防止のため、今年は大勢の人に見てもらえませんが、一生懸命花を咲かせ、散る姿を提供してくれています。長く生きてきたサクラの歴史の中でも、こんな年は初めての経験なのでしょうね。早くいつものような、平穏無事な世界に戻ってくれることを切に願います。