更新日:2020.09.17『ミサゴフィーバー』がやってきた!!
更新日:2020.09.17
『ミサゴフィーバー』がやってきた!!
今回長浜公園の野鳥観察園からは、『ミサゴフィーバー』をお伝えします。
まず、『ミサゴ』とは、全長57cm前後、翼を広げると180cm前後のタカ目ミサゴ科ミサゴ属の鳥類でトビとほぼ同じ大きさです。準絶滅危惧種です。
空中の一点に羽ばたきながら留まり(ホバリング飛行)、急降下して水へ飛び込み(スピード時速130km)、魚を捕獲します。
魚を主食として捕食することから「魚鷹(うおたか)」の異名があります。また、垂直離着陸航空機の愛称「オスプレイ」は、この「ミサゴ」の英語名に由来します。
▼ミサゴが魚鷹と言われる所以の瞬間(写真提供:浜とりクラブ)
撮影されたカメラマンさんのお話では、何時間も『その瞬間』が来るのを待ち続けても「ミサゴ」が来ないこともありますとのことでした。土に根を張り、移動ができない草花と違い、「ミサゴ」は空を飛んで餌となる魚を狙ってやってきます。それがいつなのかは誰にも分かりません。
多くのカメラマンさんが『その瞬間』を自分のカメラに収めようと粘り強く、待ち続けています。
野鳥の鳥は自然環境の変化に敏感です。「ミサゴ」を見かけたら、静かに見守ってくださいね。
【お願い】
園内を散歩などでご利用になる場合は、他の利用者と一定距離(ソーシャルディスタンス)を保つよう、ご協力のほどお願い致します。新しい生活様式の中で、マスクの着用が増えていますが、熱中症のリスクを避けるため、他の方との距離(約2m)が保てる場合は、マスクを外すこともご一考下さい。