更新日:2023.02.16梅林の管理
更新日:2023.02.16
梅林の管理
根岸森林公園の梅林では早咲きから遅咲き・・・紅梅や白梅など70品種280本余りの梅が植えられています。
ご来園の皆様に、より一層きれいな梅を楽しんでいただくために花の咲いている時期に専門家による梅の品種特定を行っています。
梅は中国原産で朝鮮半島を経由して日本に伝来したと言われています。品種がとても多く、一つ一つの品種を特定するには花の咲いている時期に細かく観察しなくてはいけません。
梅の根元の芝を円形にはがしているのにお気づきの方も多いかと思います。これは何で??・・・雨が降った時にしっかりと水分を吸収できるように1本1本の梅の木の周りの芝をはがしています。
芝をはがした後には4ヶ所の縦穴を掘って「ボカシ」という肥料を施します。「ボカシ」は有機肥料でゆっくりと効いてきます。穴をあけることによって、土が耕されて根の活性化につながり美しい花が咲くようになります。
また、梅林の梅の木1本、1本には管理番号と樹名板がつけられています。樹名板の裏には<肥料を施した>・<剪定をした>など、どのように管理しているかが分かるようなシールを貼るなど「梅カルテ」として活用していきます。
梅の木が健全に育つように見守っていただけますようお願いいたします。