更新日:2024.05.06立てばシャクヤク座ればボタン
更新日：2024.05.06
立てばシャクヤク座ればボタン
現在、富岡総合公園のボタン園では、ボタンの季節はすっかり終わり、シャクヤクが頑張って咲いています。
ボタン園のハイシーズンが終わりを迎えようとしている今、いったん両者の違いを簡単に整理しておこうと思います。
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両者ともにボタン科ボタン属です。お仲間ですのでそもそも似ています。
且つ、どちらも多くの園芸品種が出回っているので、花の色や形は、ゴージャスで様々...花の形で区別することはできません。
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↑ボタン
↑シャクヤク
一枚目の写真（上）が４月14日に撮影した"ボタン"の写真です。
二枚目（下）が本日、５月６日に撮影した"シャクヤク"の写真です。
両者の撮影日に３週間近く開きがあることからも分かるように「花期が違う」が一つ目の違いになります。ボタンが先でシャクヤクが後です。
次の区別ポイントは「葉」です。
ボタンの葉は、切れ込みが入っており、シャクヤクの葉は切れ込みが入っていないのがお分かりになりますでしょうか？また、シャクヤクの葉がツヤツヤしているのに対して、ボタンの葉はツヤが無いことが見てとれます。
最後になりますが、ボタンは「木」ですが、シャクヤクは「草」になります。
よって、冬になると、ボタンは地上に茎部が残りますが、シャクヤクはいったん地上から消えて、春になるとまた芽を出します。
もう少し探せばさらに違いがあるかと思いますが、今回はこれまでとさせていただきます。
まだシャクヤクがきれいに咲いていますので、近くにお寄りの際は是非ボタン園を覗いてみてください。