更新日:2021.07.28コンドルと優曇華(うどんげ)
更新日:2021.07.28
コンドルと優曇華(うどんげ)
コンドル舎に行くと、コンドルたちに他の用がない時なら、ショウかヘンリエッタのどちらか(時に両方)が近くに来たりします。
しかし、今回注目したのはこのかまってほしそうなコンドル※ではなく、その上の方です。
※コンドルのくちばしは肉を切り裂く鋭い刃物なので、決して手などを近づけないでください。
▲ヘンリエッタも見切れている写真は、上の方を撮ろうとしているがゆえ。
仏教の経典に登場する、三千年に一度花が咲く「優曇華(うどんげ)」は空想の植物です。
鉄の棒に付いているのはクサカゲロウの卵で、これを見て「これこそ優曇華だ」と思った人がいたようです。実際には植物ではなく昆虫の卵だったということなのですが、見た感じちょっときれいで神秘的な雰囲気ですね。
この卵から生まれた幼虫はカモフラージュか盾なのか、細かいゴミを身につけて歩くようになります。今年6月に掲載したブログ「短期集中」の終わりの方に登場しています。
コンドル舎に優曇華はまだ残っているので(おそらく卵はカラ)、近くを通ったら密にならないように見てみてください。
(画像を下から順に見ていくと遠目でも優曇華のある位置を確認できます)
[桐]