
更新日:2019.02.07いい声の主は・・・
更新日:2019.02.07
いい声の主は・・・
野毛山動物園の園路を歩いていると、どこからともなく「ホォーオ、ホォーオ、ホォーオ」という『いい声』が聞こえてくるのをご存じですか?
特にライオン・トラ舎前あたりを歩いている時に聞こえてくると思うのですが、まさか、ライオンやトラの鳴き声じゃないですよね??
実はこのいい声、カンムリセイランという鳥の鳴き声です。
カンムリセイランは、ベトナムやラオス、マレー半島に生息するキジの仲間の鳥で、オスの尾羽が「鳥類最長」とも言われ、150~170㎝ぐらいになります。
ちなみにメスの尾羽はこれくらい。
体と尾羽のバランスはメスの方が良い感じがします。
つぶらな瞳に冠羽。
声もいいですが、とてもキュートな鳥です。
実は、カンムリセイランは横浜にある3つの動物園で飼育しています。
これは、鳥インフルエンザによる防疫対策のひとつで、感染によるリスクを分散させるため、あえて別々の場所で飼育しています。
このような取り組みにより大切な動物たちの命を守るのも動物園の大切な役割です。
野毛山動物園では、オス1羽、メス1羽を育雛舎という非公開の施設で飼育していますが、現在、カンムリセイランをご覧いただけるのは、よこはま動物園ズーラシアだけとなっております。ご了承ください。
野毛山動物園で姿はご覧いただけませんが、その響き渡る鳴き声はよく聞こえますので、耳を澄ませて園路を歩いてみてください。
今度、いい声が聞こえてきたら、その主はカンムリセイランです。
飼育展示係 大谷