タムケヤマ(手向山)
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分 類
カエデ科カエデ属 -
花 期
4月~5月 -
由 来
百人一首にも選ばれた菅原の道真の歌によるものと考えられています。“このたびはぬさもとりあえず手向山紅葉の錦神のまにまに” -
場 所
茶室園路側植栽内 -
花 言 葉
「節制」「遠慮」「自制」 -
解 説
若葉のころは繊細で落ち着いた色をしています。真夏には紫色に近い濃い緑色に変化し、そのまま秋を迎えて再び真っ赤に紅葉します。日本原産のヤマモミジの枝垂れ性品種の中の代表的な品種です。葉の淵が細かく、いくつもある深い切れ込みはまるで繊細なレース飾りのようで、他のモミジとの違いは一目瞭然です。枝が曲がりくねりながら枝垂れるのも特徴で、やわらかな曲線を描いた枝ぶりも印象的で魅力の一つです。