ヤマユリの季節到来

みなさま、いかがおすごしでしょうか。
ご苦労が多々あるかと思いますが、
みなさまが健やかに暮らせることを祈っています。

さて、いよいよ今年もこの季節がやってきました。



里山の女王と呼ばれるヤマユリです。
関東の里山にごく普通に見られる大型のユリで、
甘く強い香りが特徴です。



ヤマユリは、明るい雑木林でよく見られるのですが、
昨年の台風15号・19号の被害で、児童遊園地ではたくさんの倒木がありました。
そのため、今年の雑木林は明るい場所が多くなったためか、
今年はヤマユリの個体が多いように思います。
また、ヤマユリは茎が柔らかく、斜面にしなだれて咲いていることが多いです。
この写真のヤマユリも擁壁（ようへき）の上から垂れるように咲いていました。
児童遊園地は広い公園ですが、ぜひ探してみてください。


そして、今年は新しい取り組みとして、
ヤマユリの個体数調査を試みています。
下記のように、開花個体に調査票をつけて、
個体数調査をしています。




残念ながら、下の写真のように開花したヤマユリの茎を切って、
持って帰ってしまう方がいるので、
調査票をつけないと開花株がいくつあったかわからなくなってしまうのです。



児童遊園地を利用するみなさんが楽しみにしているヤマユリです。
花は見るだけにしてくださいね。

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