更新日:2019.07.01ガビチョウvsヒヨドリ
更新日:2019.07.01
ガビチョウvsヒヨドリ
児童遊園地を歩いていたら、
野鳥がけたたましく鳴いていました。
なにごとかと見ていると、
ガビチョウが茂みに逃げこんできました。
画像の中心にいる少しオレンジがかった鳥がガビチョウ。
よくみると目の周りに書いたような白い模様がみえます。
ガビチョウ(画眉鳥)の名の由来です。
その後を追いかけてきたのはヒヨドリ。
ガビチョウのいる茂みを木の上から警戒しています。
ガビチョウはしばらくヤブの中で粘っていましたが、
ヒヨドリは譲らず睨みをきかせています。
根負けしたガビチョウがヤブから飛んでいったので、
ヒヨドリは気が済んだようです。
このガビチョウは、もともと中国や東南アジアにいて、
日本ではまれに見られる野鳥でした。
しかし、よくさえずることから、ペットとして飼育され、
逃げだした個体が野生化し爆発的に増えました。
現在、横浜ではごく普通に見られる野鳥です。
ガビチョウになんの罪もないのですが、
ガビチョウは特定外来生物に指定されています。
児童遊園地では、いろいろな生きものがいるので、
爆発的に増えているようには感じませんが、
それでも一定数のガビチョウが暮らしています。
さて、園内を歩いていると、
ムラサキシキブの実や、オカトラノオ、ウツギの実も観察できました。
児童遊園地には、いろいろな環境があるので、
たくさんの種類の生きものを観察することができます。
ぜひ遊びに来てください。