更新日:2018.07.20高校野球 夏の大会
更新日:2018.07.20
高校野球 夏の大会
7月11日から俣野公園で開催されていた「第100回全国高等学校野球選手権神奈川大会」は19日に横浜薬大スタジアムでの全日程が終了しました。
8日間にわたる大会の記憶の断片をたどってみます。
湿った夏の風が運ぶ芝の匂い。
球場に響きわたる甲高いバットの打球音。
スプリンクラーの飛沫に浮かぶ虹の輝き。
スタンドから湧き上がる、うなるような声援。
4回表。仲間の援護を受けて、力投するエースピッチャー。
7月12日 雨。両チーム選手が総出でぬかるんだグラウンドに砂を入れる。
そして、1回戦から3回戦まで8日間にわたっておこなわれた16試合のなかには有力校にはない諸々の事情をかかえた学校の姿もみられました。遠洋航海の実習を終え、全体練習は6月から始めたという水産系の学校、部員不足で2校合同チームで参加した学校など、内容は様々ですが、困難な条件をものともせず、夏の大会にかける気迫はどの学校も同じ。野球場の整備にかかわる人たちが丹精こめて作ってきたフィールドでこの夏、どんな思い出を残してもらえたでしょうか。
大会は7月28日・29日に横浜スタジアムで行われる決勝戦で南・北神奈川代表2校を選出し、閉幕します。