更新日:2024.10.20庭園散歩【2024年10月20日】
庭園散歩【2024年10月20日】
本日10時から庭園散歩を開催しました。講師は元こども植物園園長、六浦勉氏です。
今回のテーマは「木の実を探そう」
▼テキストはこちら
まずテキストの解説から始まります。常緑樹と落葉樹の違い、紅葉の仕組みなど。
▼ホトトギス(ユリ科)~もみじ坂~
花の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることが名前の由来です。
▼シラヤマギク(キク科)~もみじ坂~
▼カンアオイ(ウマノスズクサ科)~もみじ坂~
自生している場所により名前が違います。園内に咲いているのはカントウカンアオイ。シクラメンに似た大きな葉に隠れて、渋い花が咲いています。
▼キブシ(キブシ科)~もみじ坂~
左に下がっているのが今年付けた実です。タンニン多くを含み昔は染料として利用されていました。右から外に向かって伸びているのが来年の花芽です。
▼ホウチャクソウ(イヌサフラン科)~山野草の小径~
▼ドングリあれこれ(主にブナ科)
殻斗(帽子の部分)の模様で見分けます。横シマが入ったものはシラカシ、うろこ状の模様はコナラ、もじゃもじゃ帽子はクヌギです。秋の味覚クリもどんぐりの仲間です。
▼ガマズミ(ガマズミ科)~山野草の小径~
▼ゴンズイ(ミツバウツギ科)~山野草の小径~
▼カキ(カキノキ科)~果樹園~
▼シロヤマブキ(バラ科)~果樹園~
▼ユズ(ミカン科)~果樹園~
▼チャノキ(ツバキ科)~四季の花苑~
ツバキやサザンカの仲間で、お茶の原料になる常緑樹です。
▼シュウメイギク(キンポウゲ科)~四季の花苑~
花弁は退化していて花のように見えるのは顎片です。
庭園散歩が始まる頃は、小雨が降り少し肌寒いスタートでしたが、観察会が終わるころには日が差し込むようになりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
園内には他にも多くの果実が実りの秋を迎えています。
来月は11月17日(日)10:00~秋本番、「もみじ祭りスペシャル」です。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。