更新日:2024.11.17庭園散歩~もみじ祭りスペシャル~【2024年11月17日】
庭園散歩~もみじ祭りスペシャル~【2024年11月17日】
本日、10時より庭園散歩~もみじ祭りスペシャル~を開催しました。
講師は横浜市こども植物園の元園長六浦勉氏です。
▼本日のテキスト
天候に恵まれ、色づき始めた園内を散策します。
▼バショウ(バショウ科)~もみじ坂~
英名は、Japanese Banana。その名の通り、バナナにとても良く似ています。松尾芭蕉の俳号は、芭蕉の庭に植えられていたバショウにちなみます。
▼サザンカ(ツバキ科)~もみじ坂~
同じ時期にカンツバキも咲き始めます。花の少なくなる時期に園内を彩ってくれる美しい花です。
▼シロヨメナ(キク科)~もみじ坂~
中央の黄色いところは筒状花、周りの白いところを舌状花と呼びます。種を付けるのは筒状花です。
▼マンリョウ(サクラソウ科)~山野草の小径~
赤い実をつけるお正月の縁起木として知られています。園内には他に、センリョウ(千両)、ヤブコウジ(十両)が植栽されています。
▼ヤブコウジ(サクラソウ科)~山野草の小径~
別名:十両
▼ツワブキ(キク科)~もみじ坂~
海岸の岩場などに自生しています。若い葉は食用にもなり、昔は薬用としても重宝されていました。
▼ムサシアブミ(サトイモ科)~もみじ坂~
馬具の鐙(あぶみ)に花が似ていたことが名前の由来です。
▼ドイツトウヒ(マツ科)~内苑~
オウシュウトウヒとも呼ばれ、ヨーロッパに広く分布している常緑針葉樹です。針葉樹は常緑樹が多いのですが、カラマツやメタセコイヤは落葉針葉樹です。
▼キチジョウソウ(キジカクシ科)~内苑~
常緑多年草。家に植えておいて花が咲くと縁起が良いと言われることから吉祥草と呼ばれます。
▼アメリカハナミズキ(ミズキ科)~ツツジ園~
落葉高木。今年実った果実と、来年の花芽がついています。
▼ムクロジ(ムクロジ科)~北園路~
アジアの温帯地域に自生する落葉高木。果実は昔石鹸として利用され、種は羽子板の玉として使われました。
▼アーコレード(バラ科)~芝生広場.路地花木園~
春と秋に開花する二季咲の桜です。内苑にあるジュウガツザクラに比べて大輪の花を咲かせます。
秋晴れの庭園はさわやかで、散策にはちょうど良い日でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
来月は12月15日(日) 10:00~になります。
参加のお申し込みは12月7日(土)9:30~、お電話または来館で受け付けております。
みなさまお誘いあわせの上、ご参加ください。