更新日:2024.02.18庭園散歩【2024年2月18日】
庭園散歩【2024年2月18日】
園内では、ウメやソシンロウバイは見ごろを過ぎつつあります。
本日の外苑ではカワヅザクラが満開を迎え、内苑のマンサクもほころび始めました。
▼カワヅザクラ(バラ科)~四季の花苑~
▼マンサク(マンサク科)~内苑~
名前の由来は早春、他の木に先駆けて花が咲くことから「まず咲く」「真っ先」が転訛した説があります。
▼アカバナマンサク~内苑~
さて、本日の庭園散歩は、冬芽観察と早春を彩る植物の観察会です。
▼カキノキの冬芽~休憩棟前~
▼カンツバキ(ツバキ科)~休憩棟前~
▼バショウ(バショウ科)~もみじ坂~
バナナによく似ていますが、実は大きくならず食用ではありません。
▼フクジュソウ(キンポウゲ科)~もみじ坂~
▼カンアオイ(ウマノスズクサ科)~もみじ坂~
▼ハリギリの冬芽(ウコギ科)~もみじ坂~
▼サンショウ(ミカン科)~山野草の小径~
雌雄異株で、実をつけるのは雌株だけです。
▼ゴンズイの冬芽(ミツバウツギ科)
名前の由来は、ナマズの仲間で役に立たない魚「ゴンズイ」と同じく、材が役に立たないからという説があります。
▼ボケ(バラ科)~果樹園横~
▼スノードロップ(ヒガンバナ科)~憩いの小庭
▼クリスマスローズ(キンポウゲ科)~外苑~
正式名はヘレボルス オリエンタリス。花に見えるのは萼片の部分です。そのため、鑑賞期間が長いのです。
萼片の中に花があり、結実すると緑のフウセンのような実ができます。
▼アセビ(ツツジ科)~四季の花苑~
和名は馬酔木。可憐な花を咲かせますが、葉に毒があるため動物に食害されることがありません。
▼侘助(ツバキ科)~四季の花苑~
ツバキの中では花が小さく、昔から好んで茶花に使われていました。
明日は二十四節気の「雨水」(うすい)
気温が少しずつ高くなり、雪が雨に変わるころという意味です。
日ごとに植物の新芽が動き出します。雨水には木の芽おこしの意味もあるそうです。
今年は特に、駆け足で春が訪れているようです。
植物の見ごろは日々変わります。
俣野別邸庭園で、春の訪れをお楽しみください。