更新日:2024.08.18庭園散歩【2024年8月18日】
庭園散歩【2024年8月18日】
本日10時より庭園散歩を開催しました。
春に花を咲かせた植物たちは小さな実をつけています。夏に咲く草花と併せて講師から植物の解説がありました。
▼本日のテキスト
▼バショウ(バショウ科)~もみじ坂~
俳人の松尾芭蕉の名前はこのバショウがもとになったと言われています。結実後は株が枯れてしまうため地際で切り戻します。
▼ヤエヤマブキ(バラ科)~もみじ坂~
めしべとおしべが退化しているため実をつけません。花期は過ぎているのでそろそろ花も咲終わりですね。
▼キブシ(キブシ科)~もみじ坂~
雌雄異株の為、実が付くのは雌木だけです。
雌木(結実しています)
雄木(来年の花芽が数本まとめて垂れ下がっています)
▼サンショウ(バラ科)~山野草の小径~
同じく雌雄異株です。
▼コンニャク(サトイモ科)~果樹園~
毎年大株になります。地下にある肥大した球茎からはおなじみのコンニャクが作られます。
▼クリ(ブナ科)~果樹園~
初夏に咲く雄花の付け根に小さい雌花が咲きます。結実すると、雄花は落ち、実は秋に向けて大きくなっていきます。
▼オミナエシとオトコエシ(オミナエシ科)
和名でオミナエシは女郎花、オトコエシは男郎花と書きます。よく似た花を咲かせますが、秋の七草に数えられる黄色いオミナエシのほうが知名度があり、公園などでも植栽されています。
オミナエシとキキョウ(北園路)
オトコエシ(山野草の小径)
▼サルスベリとシマサルスベリ(ミソハギ科)
サルスベリの赤や白の花を咲かせます。
いっぽう、シマサルスベリは白以外の花を咲かせることはありません。沖縄などに多く分布しています。
曇り空の中での散策で、空模様が心配でしたが、解散時間を過ぎた後に雨が降り始めました。
日差しがなかったため、連日の暑さは抑えられていました。
参加されたみなさまありがとうございました。
次回は9月15日(日)10:00~になります。お誘いあわせの上ぜひご参加ください。