更新日:2024.09.15庭園散歩【2024年9月15日】
庭園散歩【2024年9月15日】
9月中旬だというのに、朝から夏のような日差しが照り付けています。
暑さの中、涼を求めて日陰に入ると、吹き抜ける風はさわやかで、ほんの少し秋の空気を感じることができるようになりました。
本日は10時から、庭園散歩を開催しました。講師はこども植物園の元園長、六浦勉氏です。
今回のテーマは「秋の植物めぐり」
▼テキストはこちら → ヒガンバナ特集です。
食用になる野草
▼ミツバ(セリ科)~もみじ坂~
▼ミョウガ(ショウガ科)~もみじ坂~
東南アジア原産。株元から花芽が出るつぼみを食用にします。
▼サンショウ(バラ科)~山野草の小径~
春の若い果実は煮物などのスパイスとして使われます。秋になり赤くなった果実は、香りや辛みも増します。果皮は山椒粉の原料になります。
▼ヤマノイモ(ヤマノイモ科)~山野草の小径~
自然薯とも呼ばれ、地下茎を食用にします。
▼カキノキ(カキノキ科)~果樹園~
園内の植物
▼ムラサキシキブ(キンポウゲ科)~山野草の小径~
京都では、重なり合った紫の実を「紫重実(ムラサキシキミ)」と呼び、これが作家の紫式部を連想することが名前の由来と言われています。
▼センニンソウ(キンポウゲ科)~憩いの小庭入口~
▼サルスベリとシマサルスベリ(ミツハギ科)~四季の花苑~
幹が赤い樹がシマサルスベリ、鹿児島や沖縄などに自生し、白い花を咲かせます。幹が白い樹はサルスベリ、公園や庭に多く植樹され濃いピンクの花を咲かせます。
▼ヒガンバナとショウキズイセン(ヒガンバナ科)~四季の花苑~
秋の彼岸の頃に咲きます。「葉見ず花見ず」の言葉通り、花が終わってから葉が出てきます。
▼ブッドレア(ゴマノハグサ科)~芝生広場~
暑さ寒さも彼岸までと言います。
来週は暑さも落ち着き秋らしい気候が戻ると予報されています。来月の庭園散歩は、秋を楽しみながら散策が楽しめそうです。
10月20日(日)10:00~(申し込みは10月12日9:30~)
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越しください。