更新日:2014.07.25「盛夏到来」
更新日:2014.07.25
「盛夏到来」
うだるような暑さが続くなか
俣野別邸では、南アフリカ原産のアガパンサスが
涼感のある優雅な花を、美しくも力強く咲かせています。
ニイニイゼミの抜け殻を見つけました。
松尾芭蕉の句「閑さや岩にしみいる蝉の声」
昭和元年、この句にうたわれた“蝉"が
ニイニイゼミがアブラゼミかで文学論争が起きたとか。
芭蕉が詠んだ “蝉"はニイニイゼミと
結論づけられたのは昭和7年のことです。
昭和初期、文壇の話題の寵児であった
ニイニイゼミとアブラゼミ
園内ではニイニイゼミに続いて、
アブラゼミも合唱し始め、盛夏の到来を感じさせます。