更新日:2018.08.03庭園の涼
更新日:2018.08.03
庭園の涼
8月に入って、暦の上ではもうすぐ立秋ですが、酷暑が続く毎日です。
湘南の風ももちろん熱いのですが、都市部の緑の少ないところと公園のような緑の多いところでは温度差があります。林から流れてくる涼しい風に当たると生き返るような気分になります。
涼を呼ぶ水辺は園内にあまりないのですが、俣野別邸には「水盤」という浅い池があります。建築における水盤は鏡のような装飾ポイントですが、現在はスイレンの鉢を置いて花を楽しめるようにしています。
今年はこの池からヤゴが何匹か羽化してトンボになりました。現在はシオカラトンボやオオシオカラトンボのオスがテリトリーとして常駐しています。
園内では各所に生えているクサギが花を増やしています。
クサギからチョウに目が移ってしまいますが、この時季はたくさんの種類のチョウを見かけます。
夏の間にいろいろ見られる花のひとつがユリです。
旬の花はいくつかありますが、ノリウツギも盛りになります。
▲ノリウツギの花にはいろいろな虫が集まってきますが、よく見かける警戒色のこれはヨツスジトラカミキリ。ハチではありません。
集団できれいに咲くという花は多くない中で、多様な花を見ることができます。
バッタを見る機会も増えてきました。
タケニグサは大きく育って花を咲かせます。
俣野別邸庭園には夏のいろいろがあります。
[桐]